何の変哲もない普通のベランダを簡単に北欧風なおしゃれ空間にするアイテムとして、重宝している方が多いイケアで販売しているガーデンチェアとガーデンテーブル(製品名:テルノー)
しかし、数年が経過すると木の部分から謎のキノコが成長したり経時により気が変形するなど、徐々におしゃれレベルが下がってきますね。
しかし、鉄部分のつくりはしっかりしているので、DIYにて復活させて末永く使用できる方法をまとめましたので、是非ご参考にしてくださいな。
テルノー(ガーデンチェアとガーデンテーブルとは)
IKEAで販売されているテルノーのガーデンテーブルとガーデンチェアは比較的安価な価格ではあるが、テーブルとイスを購入するだけで、ベランダを手軽に北欧系のおしゃれな空間に演出できる庶民に優しい長く愛されている製品となります。
現在の価格
IKEAホームページ参考(2024年6月30日)
ガーデンチェア 2,000円/1個
ガーデンテーブル 3,990円/1個
時間経過による影響【7年使用した劣化具合】
机と椅子の木製部分が腐食の影響か、撓んだり強い力がかかると折れるなどの劣化が出てきました。
また、部分的にキノコが成長していることを考えると木の内部が腐っていることが想像できます。
しかし、木製以外の鉄性の部分は割と頑丈に作られているので、7年使用しても一切の問題点がなくまだまだ使用できる状況でした。
そのため、木製のみを交換するDIYを計画しました。
今回のコンセプトとしては、
『なるべくお金をかけずに長持ちができる修理』
と定めて、資材調達しております。
使用した資材
交換したのは、木製部分のみであり鉄部分に取り付けるねじ類は基本的に使いまわしをしています。
購入物
〇 木 SPF 1×4材
どこのホームセンターでも安価で手軽に購入できるSPF1×4材を購入しました。
木のサイズは元々よりも大きいですが、現行と同じサイズにこだわると木の調達コストが上がる事を考慮し選定しています。
SPF1×4材のサイズは、1820×89×19(㎜)となります。
5本購入し下記サイズにホームセンターで切断してもらいました。
650㎜×2本 + 430㎜×1本 × 3
430㎜×4本 × 2
本DIYで必要な本数は下記となるので、椅子用の木が1つ余るがある計算ですね。
・ テーブル 650㎜×10本
・ チェア 430㎜×10本
〇 ペンキ(700㏄)と筆
私は少し落ち着いて黒系の色を選びました。
ペンキの種類は油性の方が取り扱いが良い印象を受けたので、今回は油性を使用しています。
お好みの色で好きな色に合わせてくださいな(^_-)-☆
材料のトータル金額
私はトータルで木の切断料込みで3,000円以内の金額で材料を揃えることができました。
POINTは、木の切断をなるべく少なくすることですね。
⇒機械で切断するので、木の本数が多くても一回の価格は変わらないので
多くの本数を一度に切れることが理想ですね。
DIYの注意点
大きく分けて下記2点の注意点があるので下記に詳細を記述しますね。
- 木製部と鉄製部の接合部
- 接合のビスについて
1.木製部と鉄製部の接合部
コスト的な兼ね合いで木のサイズがオリジナルサイズと異なるので、接合部をある程度調整する必要があります。
具体的に言うと、感覚が異なるのである程度の割り切りを持って位置を設定する必要があります。
接合部は基本的に木製部が鉄製部分の上に乗っているので、接合部は位置がずれないことが目的なので強度をそれほど考えることも無いとので、ざっくりで位置決めしても問題ないです。
⇒私は端材で簡易的な補強をしておきましたが…
2.接合のビスについて
今回はビスは元々ついていたものを再利用しています。
使用するときの注意点は、事前にドM6ほどのドリルで仮穴をあけてから元々のビスを入れる工程が必要です。
⇒元々のビスはドリル効果はありませんので、仮穴が必須です。
なお、ビス自体を新しくすることも可能ですが、鉄製部の接合部の穴が大きい事ので、その太さで木を貫通しない長さのビスを探すのが手間となるので、今回は再利用しています。
使用感
なかなか、納得できる仕上がりに仕上げることができました。
気候が良い時期は、外でまったりとビールを飲むのも良いですね。
連休 等の暇つぶしに、ちょうど良いDIYとなりますので、現在にお持ちのテルノーのガーデンチェアとテーブルが劣化している場合は是非ご検討くださいね。
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